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| 2026年 令和八年 霜月朔日 |
お陰様で、神無月も無事に乗り切り事が出来ました。77歳を迎えた朝、とても微妙な気持ちに成りました。実父も入門の師匠・談志もこの朝を迎える事無く黄泉路へと旅立ちました。
黒門町(八世桂文楽師匠)が吉井勇先生から頂いて大事にしていた言葉「長生きするのも芸の内」。色々な解釈があるようですが、先ずボケない事だと思っております。 稲荷町(八代目・林家正蔵師匠)言っていた、「新しい事をしているとボケてる暇が無い!」。 その言葉に触発されて、毎月の勉強会「初演の会」で、新しい噺に挑戦したり、宿題三題噺に挑んでおります。
また、随分前に手掛けてなかなか口演する機会の無かった噺も蔵出しして、埃を払い自家薬籠中の物とすべく日の当たりの良い所で眺めてます。 10月は【大仏餅】を口演致しましたが、お陰様で評判も良くほっとしております。
圓朝全集の速記と生で観た、文楽師と正蔵師をミックスさせて貰いました。 盲人が主人公で、放送では出来ない言葉「めくら・こじき」が有り貴重な口演と成りました。 お陰様で12月12日(土曜日)の黒門亭で口演出来るかも?知れません。
今月は、まず3日(火曜日)「圓朝座・番外編」が有ります。 この日は、やたらイベント沢山の日で、なかなか場所が確保出来ず告知も遅くなり苦戦しておりますが・・・。
私の噺に魅力が無いのだと反省しております。 演目は【文七元結】で、旅先で先師立川談志から教えて貰い、細かい所作などは紀伊國屋寄席の楽屋で古今亭志ん朝師匠から丁寧に教えて頂きました。
芸術祭参加公演「馬桜独演会」の三席「鮑のし」「法事の茶」「文七元結」の三席の内の一席で、その時に審査員であった芝清氏にも褒められて思い出多い噺です。
滑稽噺・音曲噺・人情噺の色が違う噺を口演出来たのが高い評価を頂いて受賞しました。
6日(第一金曜日)は、ご常連のお客様が徐々につきつある「山野楽器落語の一日です。
第一部:馬桜落語講座は、江戸の娯楽と題して相撲を取り上げます。江戸は字からして「角力(すもう)」と書いた様です。 江戸の相撲部屋の構成や贔屓、そして勧進元の話などをして、それがどう今の相撲界に結びついたか? もお話致します。 落語は、【阿武の松】を口演させて貰います。私は贔屓は板橋の旦那です。川崎で口演している師匠方もお出でになる様です。 荒川と六郷川、似てますが・・・どう違うか?も解説して口演させて貰います。
第二部:熱血・若手落語会 新進の二つ目ですが、噺に取り組む、意気組が違うとどんどん差がついてきます。 それは皆様の目と耳でお確かめ下さい。 私は、今では東京では誰も遣り手の居なくなった【後家殺し】を口演させて貰います。
8日(日曜日)は、志木のお蕎麦屋さん「たびと」で、「鈴々舎馬桜を聴く会」が御座います。演目は【富久】ですが、お陰様で満員御礼札止め だそうです。有難い事です。
飲食店での落語会も大丈夫に成って来ましたので、企画をしている方、お声を掛けて下さい。空いてる限りは伺います。 生涯の仕事(ライフワーク)「落語の種蒔き」です。 東京になかなか行かれない地方の方、ぜひぜひ考えて見て下さい。
今月は、後輩達に稽古を付ける約束の噺が何席か有ります。 「湯屋番」「幇間腹」「子別れ(下)」「火焔太鼓・幕末編」と、今の所解っております。 当然 浚わないと出来ない噺も有ります、これが自分にとっても良い稽古になるのです。 で、ボケている暇は御座いません。
毎月恒例の「初演の会」は、今月は23日(月曜日・祝日)で、昼間の公演です。 椅子席を多めに用意いたしますので、遠慮なく「椅子席希望」と書いて申し込んで下さい。
今月は純粋?な根多卸しで「帯久(おびきゅう)」を口演させて貰います。きっかけは後輩が口演したモノを聴いて、「うん?」違うぞ! その解釈だと、とても嫌な話になるぞ!、と思いました。大岡政談の中の一席と言ってますが、この噺は元々は上方噺です。
米朝師匠の録音を改めて聴いて、自分なりの構成して口演させて貰います。
そして、今月は「宿題三題噺 ①新監督 ②カカオニブ ③眠り猫」です。お題を頂いた時点では、巨人の監督に松井が就任した事で選ばれました。 私は「箱根駅伝」をテーマに一席こしらえる事が出来ました。創作と古典 まだまだボケていられません!
12月は、3日に横浜にぎわ座に出演致します。情報解禁に成れば他の出演者の方も発表致します。 ご近所の方は、予定に入れて置いて下さい。
そして、仕事納めは27日(日曜日)落語協会特選会・池袋演芸場で「第30回 年忘れ・鈴々舎馬桜独演会」が有ります。 なんとか、予約だけで7割五分を埋めたいと思っております。
*補助椅子が結構多いんです。 今月も、来月と来年に向けて色々準備させて貰います。 先月・国立劇場の資料室で、探した【村井長庵】を上中下の三席に分けて口演してみようか?。と、考えてます。
芝居も歌舞伎座は「仮名手本忠臣蔵」です。なんとか見に行きたいと思っております。 後輩諸君は、必ず見に行って欲しい!。と、思っております。
今月もご指導・ご鞭撻のほど 宜しくお願い致します。
鈴々舎 馬桜
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「七緒 Vol.50」に鈴々舎馬桜登場!髑髏に妖怪…こわいけど惹かれるアイテムで夏の着物を遊んでみようという企画が掲載されています!ぜひ書店で!
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