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| 2025年 令和7年 霜月朔日 |
大ポカです。この頃 肝心な事を忘れ過ぎ、と反省しております。「挨拶文」を書いたつもりで居ましたが書いてませんでした。反省しております。
お陰様で10月は、充実した一ヵ月でした。 特に13日(月曜日・祝日)の「カクテルと落語の会」は、すこぶる評判が良いのでほっとしております。 特に、「生で落語を始めて聴いた。」と云う方が二人程いました。まだまだマーケットを拡大出来ますね。
25日(土曜日)の「初演の会」の「宿題三題噺」もポカを遣りました。ひとくさりが抜けました。しかし反省会に参加して下さった方々には評判が良かったので嬉しいのですが「身贔屓」と解っております。
随分長い間、蔵において置いた【三十石】も自分としては満足しております。この噺は伸縮自在で、どこを切りとっても面白く聴けますね。 改めて「上方弁(大阪・京都)」勉強のし直しです。
さて、今月も勉強してまいります。
7日(金曜日)「山野楽器落語の一日」です。一部の「熱血・若手落語会」は、扇太が休演で代演に柳家圭花が、長講で「山﨑屋」を口演致します。来春真打昇進が決定しております。私は【三十石】の再演です。
本来ならば、時代を明治に移して「人力車」が出て来る一席にしなければいけないのですが、圓喬版「三十石」も楽しいので、リベンジです。
二部の「馬桜落語講座」は、落語の中の『マイム」の話をさせて貰います。所謂「変顔」特集? です。
同業者・役者さんのご来場をお待ちしております。
9日(日曜日)は、黒門亭の二部のトリを務めます。
演目は、三遊亭圓朝作「小雀長吉」です。
今は、「双蝶々(ふたつちょうちょう)」と記載される事が多くなりました。が、圓朝全集には「小雀長吉」と、云う題で表記されております。
歌舞伎の「双蝶々曲輪日記」の本歌取りで、(中)に出て来る長吉の盗人仲間「燕(つばくろ)の長五郎」の二人に「長」の字が付くので洒落たものだと推察する事が出来ます。(下)の口演ですから、荒筋を話して噺に入るつもりです。
特に、お終いの芝居掛かりになり鳴り物入りで口演さセて貰います。長吉の台詞も古老から聞いたものを生かせていただきます。この型で後輩の林家正蔵師と落語芸術協会の桂右團治師に移してあります。
若手でこの噺を口演したい人が居れば、遠慮なく遊びに来て下さい。
毎月の勉強会「霜月・初演の会」は、22日(土曜日)です。宿題三題噺(①熊出没注意 ②美の壺 ③湯治)の月番は、入船亭扇太です。
私は講釈根多の【徂徠豆腐】です。参考資料は「神田古本まつり」で見つけました。
講談は、国立劇場の「視聴室」で六代目・宝井馬琴師と小金井芦州師のものを拝見させて頂きました。
つくづく便利な時代に成りました。
雛菊は、リベンジで【やかん】に挑みます。前回の口演が自分で納得出来なかったので、改めて神田紅先生に「修羅場(ひらば)」をお稽古して貰ったそうです。トリは、扇太で柳家はん治師から習った【ろくろっ首】でお開きです。
今月は、なんとか創作落語の【團十郎の朝顔】をものにしたいと思っております。来年の予定もちらほら出て来ましたが、やはり健康で無いと高座は務まりません。おだやかに一日を過ごす事に勤めたいと思っております。
読書量も噺の参考資料だけでなく小説も読みたい、と思ってますが・・・時間が上手く編み出せません。相変わらず不器用です。
12月24日(水曜日)池袋演芸場の「年忘れ・鈴々舎馬桜独演会」の準備もしなくていけません。ご隠居暮らしを楽しんでおりましたが、まだまだ老け込む訳にはいかないので・・・地方の小さな落語会の世話役の方、遠慮なくメール下さい。
何処へでも伺います。
今月もご指導ご鞭撻の程 宜しくお願い致します。
鈴々舎 馬桜
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【公演予定】
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「七緒 Vol.50」に鈴々舎馬桜登場!髑髏に妖怪…こわいけど惹かれるアイテムで夏の着物を遊んでみようという企画が掲載されています!ぜひ書店で!
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